いけばなは昔は床の間のような場があって、その空間と花との共鳴によって成り立っていました。 花は小さくても、時空間を共にするので、強い印象を与えます。
真鍮の枠で、床の間のような、「場」を作りました。 花は強力なので、このくらいの小さな場は、とても小さな花枝だけで満たされます。
ここに花をいけていたとき、みていたかたに「空間ができるんですね」と興味をもっていただきました。花と場のおもしろさを少しでもお伝えすることができたことが、大変嬉しかったです。