工芸青花

工芸青花11号に、富井貴志さんが陶芸家大谷哲也さんの記事を書いていて、そこにトボ(洋)の原子の写真が、富井さんの器と並んで載せてられています。今こんな対比をしめせるのは、世界で青花だけでしょう。



 自然はどこまでもフラクタルにつながっているので、物質表面の原子の自己組織化と、(生活)工芸と、長さのスケールが10桁くらいも違う世界にも、共通する普遍的な美しさがみられるのだと思います。柳宗悦さんの民藝理論によく出てくる"他力の美"とか、"よき模様"とかの実は、このようなことのはずです。

(例えば曰く、「よき模様に天然の加護がないものがあろうか。人の力が作るとはいうも、そこに加わる自然の力に比べては、いとど小さなものに過ぎぬではないか。(工藝の道)」)



柳さんの民藝理論は浄土思想をベースに書かれているので、今となってはむしろとっつきにくいのですが、物理的にも結構正しいなあと感心することが多い。民藝理論を自然科学の言葉でアップデートしてみるのは、これからとても意義のあることな気がしています。



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そういえば水戸芸術館で中谷芙二子さんの企画展がやっていた、佐藤陽香さんからリマインドもらってあわてていってきました。


「霧の抵抗」とはうまくつけたタイトルで、計らずも(計っていたらより素敵なんだけど)、磯崎さんの廃墟趣味ともいわれる建物がお望みどおりというか、霧にかき消されてゆくようにみえたのを、ささやかな抵抗としてみるとすると、おもしろい。建築を真っ白なジョークにしてしまったのだったとしたら!


それにても、ご本人のnegative sculpture という言葉は感慨深かった。

空からの便りの、細かな雪の結晶が街を真っ白にけしていくかんじ、あの楽しさがnegative sculptureのエッセンスかもしれない。宇吉郎先生の遺伝子がこのようにつながったと想像するのはおもしろい。


妙なるキリの映像をみているとやはり妙な想像をいろいろとさせられるのでした。


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グループ展「おはいり」

暑い真夏日の10月のはじまりです。

陶を媒体として活動していらっしゃる安井ちさとさんにお声掛けいただき、グループ展「おはいり」を開催することになりました。今回は、安井さんの陶と、トボの線とのコラボ作品を展示します。

この展示がはじまる頃の軽井沢はすっかり寒くなっています。
モノクロームの物語に、おはいり下さい。


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「おはいり」

平松宇造【平面】、 韓美華【平面】
安井ちさと【立体】 × トボ  山田洋一、友子【インスタレーション】
2018. 11. 5 mon - 12. 1 sat
10:00 - 18:00 水曜定休

pace around   tel: 0267-32-7007 http://pacearound.com/
長野県北佐久郡御代田町塩野400-158
佐久ICより9km(約15分)、小諸ICより12km(約15分)



7月6日(金)〜10日(火)に西麻布 桃居にて開催される富井貴志さんの個展のDM写真と、写真面のDMデザインをさせていただきました。

また、今年もトボ y の顕微鏡写真も展示させていただきます。自己組織化の美しさの世界にどっぷりです。


富井貴志 桃居
2月の記事から4ヶ月も過ぎてしまいましたが、おかげさまで3月末に無事に出産しました。沢山の方々に支えていただき、想像をはるかに超えた心豊かな毎日を過ごしています。
新しい生活にも慣れ少しずつ仕事を再開しています。今後ともよろしくお願い致します!

しばらく出来てなかった、お仕事のご紹介を。
今日は埼玉県八潮市の ツバメヤ フォトスタジオ様です。3月にWebサイトをリニューアルさせていただきました。

ロゴはまだまだデザイナーとして駆け出しの20代に作らせていただいたもので、15年程経った今も使っていただけていることは大変光栄です。またツバメヤ様は約60年の歴史のあるフォトスタジオということもあり、今回Webサイトを制作しながら自分の数年後、数十年後の仕事、つながりについても色々考えさせられました。

長い歴史がありつつも、それを良い意味で感じさせない明るく爽やかなスタジオに、気さくで楽しいスタッフの方々がいつも待っていてくれます。嬉しい節目を迎えられる多くの人がツバメヤ様と出会いますように!


ツバメヤフォトスタジオ

WEBサイト用 撮影

WEBデザイナーさんからのご依頼で、WEB用のメイン画像と商品画像の撮影をご依頼いただきました。

茨城県取手市でハンドメイドの石鹸をつくっていらっしゃるTeTe(テッテ)様の、自然の材料のみで作られた安心して使える優しい石鹸です。ローズなどの香りの良いソープに加えて、ラピスラズリやクリスタルといったストーンが混ぜられている石鹸もあって驚きました。 手を洗う度に、心地よい気分になれるのは贅沢ですよね! フリンジの付いた物などもあって、プレゼントにも良いなぁと思いながら撮影させていただきました。


ハンドメイドソープ 石鹸 撮影



オーガニック 石鹸 撮影
ここ数年、WEBサイトやロゴデザインを制作する流れで、動画制作も時々お請けしています。
トボは動画制作専門ではないのですが、企業やお店、お教室のブランドイメージを一環して制作できることが良さかなと思っています。

Backe 晶子さんの新刊本 『日本一簡単に家で焼ける かわいいパンレシピBOOK』 用に以前、「しゃもじdeぱん」のロゴデザインをさせていただいたのですが、今回は動画制作のご依頼をうけ、昨日YOUTUBEに公開しました!
しゃもじdeぱん

<前編>

<後編>


材料のあわせ方、パンの捏ね方、成型の仕方など本だけではわかりづらい部分も、動画なら一目瞭然です!
しかも、パン生地をしゃもじで捏ねるという斬新なアイデア!手ごねが苦手な人、手が汚れるのがちょっと・・・と思っていた人にもピッタリになっています。パンを普段全く焼かない私も、近々焼いてみたーい♪ と思っています。
大岡山 Restaurant菜 ロゴデザイン・WEBデザイン


仕事でもプライベートでも仲良くさせていただいている友人が今年7月に東京の大岡山にレストランをオープンしました。
Restaurant 菜」様。 ロゴとWEBサイトをデザインさせていただきました。WEBは、レスポンシブになっています。

WEBサイトにはあえて店内やお料理の写真を入れず、潔く、こだわりの食材を厳選して調理しているレストランだということが伝わるように、そしてお客様がお店を訪れるまでどんなお店か期待を膨らませていただければと思ってデザインしました。

メニューを文字で見るだけで、わくわくするようなお料理たち。期待を胸に私が訪れたときには、まだオープンから1ヶ月とは思えないほどすっかり街に馴染みはじめていて、常連さんたちに愛されてる店になっていました。

丁寧に作られた美味しい一皿を味わいに、ぜひぜひ足をお運びください!

Restaurant菜 ロゴ デザイン
東京 大田区のおもてなし教室「旅するKitchen」のWebデザインを担当させていただきました。

旅するキッチン webデザイン

主宰されているHirokoさんは、シンガポールとニューヨーク育ちのばりばりの帰国子女、お仕事も元CAという華やかなバックグラウンドをお持ちですが、とてもフランクで謙虚なお人柄はお手本にしたい女性のひとりです。

お教室では美しいテーブルコーディネートとお料理が並び、目がハート♪でも自分には難しいのでは?と一瞬思いますが、自宅で再現出来るように簡単な方法をお伝えしているそうです。きっとどなたでも肩ひじ張らずに、楽しい時間を過ごせることと思います。わたしもお客さまを上手にお招き出来るようなりたーい!
昨年に続き、桃居で開催される富井さんの作品展のDM写真とデザインをご依頼頂きました。

DM用にと送られてきた作品はおおらかなカーブを描く栗のボウルで、表裏に幾何学模様が彫られていました。まずはテーブルに置いて眺め、手に取り目を近づけて凝視。宇宙の丘を旅する様な気分になりました。

会期: 2017年6月30日(金)〜7月4日(火)
          11:00 ~19:00(最終日は17:00 まで)
場所: 西麻布 桃居

今回、トボの片割が、分子や原子の写真を富井さんの作品に合わせて小さく展示しますよ。

富井貴志 DMデザイン 写真撮影