展示が終了しました。

桃居での展示が終わりました。

桃居には顔を出すたびに主人の広瀬さんととても楽しくお話をさせていただきます。広瀬さんは、「うつわ」をインターフェイスとして、その奥のとても広いことがらを敏感に感覚されている方です。今回は富井さんと広瀬さんと、日本の科学の話で大いに盛り上がりました。こんな話題で盛り上がれるのは、かなりのレアケースでしょう。

話しているうちに、それぞれ専門にしているところは違いながらも、なんとなくみんなが目指しているところは、ある程度近いところにおさまってくるのではないかと感じられ、嬉しく思いました。このような方角へ向かう道をバブル絶頂期に"なんとなく"見出してひとり歩き始められた広瀬さんの直感の射程と行動力は、ほんとうに力強く、心強い。

トボとして、花の「おもかげ」をたよりに、そこにおぼろげながら確かにある何か、を目指しましょう。それは、誰でもそれとなく、日々知覚しているもの。お金とかメイセイとか関係なく、誰でもとても簡単に、その良さを使えるもの。そしてそれはこれまでとこれからの日本に本当に大事であった/大事になるはずのこと。

今回の花の写真も、そのための道具です。

 

tk1.jpg