尾崎さんの新作2

「旅」の部分。


針が鏡面に映る。

鏡面は恐ろしく磨いてあって、表面がわからない。


そうすると、表面が存在するのかどうか、そしたら鏡像は存在するのかどうか、そしたらそもそも何が実態なのかどうか、一瞬で全存在が揺らいでくるような不思議な感覚がする。


旅!



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